警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
〝悪政〟だから起きるんだ!
【治安うんちく】 振り込め詐欺の多くはお年寄りの「タンス預金」が狙われる。しかも半端な額ではない。タンス預金か否かは定かではないが、なんと1億円の被害が出てしまった。
東京都練馬区の75歳の女性が息子を装った男から「会社の監査があり、お金が2000万円合わない」という電話を信じて指定された豊島区内の路上で息子の同僚だと名乗る男に現金2000万円を渡し、さらに同じ日に、「あと8000万円を貸してほしい」と言われて合わせて1億円をだまし取られたというのだ。
「下衆の勘繰り」になるが、なんでお年寄りはタンス預金が多いのか?突き詰めると「金利」が安いという〝悪政〟に行き着く。
バブルの絶頂期には「1億円あれば利子で食べていける」と言われた。当時の普通預金の利子は2%を超えていた。さらに定期預金は6%以上もあった。ところが平成3年のバブル崩壊を機に利子は下がり続け平成22年にはついに普通預金で0.02%になった。これでは、誰も預ける気にはならない。
ちなみに今、日本に65歳以上のお年寄りの単身者の世帯数を調べると次のようになる。
都道府県格付研究所によると、最も多いのは東京で62万2326世帯。以下、大阪の43万2816世帯、神奈川県の30万8463世帯、北海道の26万1553世帯、兵庫の23万9227世帯と続く。孤独のお年寄りはこんなにも多い。
身を粉にして働き、蓄えたお金でのんびり余生を過ごそうと思うお年寄り。子供夫婦や孫に囲まれての生活ならまだ良いが、都市集中による人口流動で父祖の地を離れる人間が多くなり核家族化が増加。さらに現在は核家族どころか単身世帯が増加しているという。そして、それを狙う悪質な犯罪。通信傍受はどうした!政府は何をしとる!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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