警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(7、8日単位・レベル)
事件は場所を選ばない
【治安うんちく】
東京のJR大森駅近くの路上を歩いていた33歳の男性が男に後ろから跳び蹴りされて転倒、重傷を負う事件で警視庁は7日、犯人の35歳の男を逮捕した。
家庭内で家族に殺される事件もあるがどうも最近は路上を歩いていて事件に巻き込まれることが多い。前橋市では投稿中の12歳の小学6年生女児が、後から来た男に突き飛ばされたり、名古屋市では通行人がエアガンで撃たれたり、生卵を投げられたり、北海道旭川市の駐車場では76歳の女性が現金約370万円の入ったバッグをひったくられるなど体感的に治安が良くない。
事件はどんな場所で発生するのか警察庁がまとめた平成24年の統計がある。
刑法犯認知総数138万2121件のうち最も多いのは駐輪場の17万2750件。次いで道路上で16万7263件。一戸建て住宅が15万9227件と続く。
罪種別でみると殺人事件は一戸建て住宅の343件。中高層住宅(4階以上)が163件と続き道路上は129件だった。強盗事件は道路上が圧倒的に多く1232件。以下は一戸建て住宅が167件など。
駐輪場が多い事件はなんと言っても窃盗犯で15万8964件もある。意外なのは知能犯。勿論ワースト1は一戸建て住宅の9026件だが、なぜか道路上が2790件で2位だった。
こうして見ると家の中にいても外を歩いていても被害に遭うとなればどこにいれば良いのかと考え込んでしまう。聖域と言われた学校内でも事件が起きるのだから…
【事件】7日午後、JR東京駅で男性が液体をかけられて気を取られた隙に現金700万円が入ったバッグを盗まれる事件があった。警視庁は窃盗事件として捜査している。
東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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