換金に身分証「預金小切手」で特殊詐欺被害防ぐ(29日)読売
大阪府警府民安全対策課は、特殊詐欺の被害防止策として、府内の金融機関で高額の現金を引き出そうとした高齢者に対し4月以降、換金に身分証が必要で、発行までに時間が必要な「預金小切手」の利用を勧める対策などを推進した結果、10月末までに24件約1億2300万円の被害を食い止めたと発表した。
同課によると、府内の信用金庫や地銀など41機関の1183店が協力。
貝塚市内の銀行では10月7日、70歳代の女性が800万円の預金を解約し、息子に送金すると申し出たため、窓口担当者が受取人を指定する預金小切手の発行を提案した。事情を聞き取る中で不審な点が多いことに気付き、府警に通報。その後の捜査で、警察官を名乗る男に電話で「詐欺で預金を狙われているので安全な場所に移す」とだまされていたことがわかったという。
府警によると、府内の特殊詐欺被害は10月末現在、964件約27億円で前年同期(569件約28億円)より件数が増加。同課は「成果は着実に出ているが、被害は現在も多発しており、金融機関とより連携を深めていきたい」としている。
« 中国サイトで売却=偽名契約サーバーのIDなど-法務省サイバー攻撃・警視庁(29日)時事 | トップページ | 【衝撃事件の核心】人気アプリ「写真袋」は児童ポルノの隠れ蓑となっていた! “自画撮り”を次々に投稿した少女の無知と麻痺…(29日)産経 »
「振り込め対策編」カテゴリの記事
- ATMで特殊詐欺防止アンケート 南都銀行と奈良県警(16日)産経(2020.11.16)
- 「週刊少年ジャンプ」人気漫画家が特殊詐欺被害防止訴え(21日)TBS(2020.10.21)
- 詐欺電話“無視”に“蒸しまんじゅう”(21日)TBS(2020.09.21)
- さいたま市・大宮の商店街で女子高校生が特殊詐欺被害防止を訴える放送(29日)TBS(2020.08.29)
- 特殊詐欺水際対策、コンビニに照準 埼玉県警(27日)産経(2020.08.27)
« 中国サイトで売却=偽名契約サーバーのIDなど-法務省サイバー攻撃・警視庁(29日)時事 | トップページ | 【衝撃事件の核心】人気アプリ「写真袋」は児童ポルノの隠れ蓑となっていた! “自画撮り”を次々に投稿した少女の無知と麻痺…(29日)産経 »
コメント