「ぶちくらせ」応援 物議 J2北九州(8日)西日本
サッカーJ2ギラヴァンツ北九州の一部サポーターによる「ぶちくらせ」という方言を使った応援が物議を醸している。クラブは「不適切な表現」として使用禁止を発表したが、応援団体は「地元の言葉で応援にぴったり」と反論。クラブは禁止後も応援を続けたサポーターの一部に試合会場への入場を禁じるなど、対立が深まっている。
「くらす」は「殴る」「倒す」の意味。さらに強調した「ぶちくらせ」は、数年前から応援で使われていた。クラブによると、観客から「スタジアムの雰囲気が怖い」といった声が寄せられたことなどから、7月、応援団体に書面で使わないよう要請。その後、双方は協議を続けたが不調に終わり、クラブは10月30日に「ぶちくらせ」の応援コールと横断幕の持ち込みを禁じた。
これに応援団体などは反発。11月1日の京都サンガFC戦で「ぶちくらせ」の応援コールと横断幕を掲示したため、クラブは横断幕を強制撤去。さらに、6日に違反行為があった応援団体のサポーターら14人に再発防止の同意が得られるまで無期限で入場を禁じた。
クラブは「クラブの応援への見解に理解を求める」としている。一方、応援団体「イエローブリゲイド」の染岡勇輝代表(34)は「クラブに多くの人の意見を聴く場を設けることと、『ぶちくらせ』禁止の撤回を求めたい」と話している。
応援団体は7日夜、多くの人の意見を聴く集会を北九州市内で開いた。
=2015/11/08付 西日本新聞朝刊=http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/205891
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