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2015年11月10日 (火)

【衝撃事件の核心】「反戦」京大中核派のバリケード封鎖 新左翼運動にかいま見える〝保守化〟 機動隊介入前に撤去したのは一般学生だった(10日)産経

京都市左京区の京都大吉田南キャンパスで10月下旬、反戦や大学への不満を訴える20~30人の学生らが、吉田南1号館を一時、バリケード封鎖し、教職員や学生らが建物内に入れなくなる騒ぎがあった。学生運動によるバリケード封鎖といえば、昭和44年1月の東大紛争が有名だ。
 このときは、東大・安田講堂に警視庁機動隊が突入して封鎖が解除されたが、今回の京大バリケードは、周囲にいた一般学生たちが「他人に迷惑をかける」とバリケードを解いた点が興味深い。安保関連法案をめぐり、学生団体「SEALDs(シールズ)」が注目を集めるなど、従来と異なる潮流がみられる中、バリケード封鎖という反対運動の手法の歴史をひもとくと、40年以上にわたり伝統的な手法を守り続ける新左翼運動の〝保守化〟も垣間見える。

学生の意思示すため…

 京大でバリケードをつくったのは、中核派系全学連のメンバーだ。マイクで主張をアピールしていた学生たちによると、京大だけでなく、法政大や広島大などの学生も加わっていたという。これらは、以前から中核派が〝拠点校〟としてきた学校でもある。
 メンバーは10月27日早朝、吉田南1号館にある5カ所の出入り口を立て看板などで封鎖。「10・27 京大ストライキ決行」と書かれた看板の前で順番にマイクを使い、反戦や大学への不満を訴えた。
 今回の〝ストライキ〟の代表という京大工学部の男子学生(24)は校舎を封鎖した理由について、次のように説明した。
 「安倍政権が戦争の道に進んでいることに対し、大学は反対の姿勢を示していない。学生の意思を示すためにストライキを行った」

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