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2015年11月15日 (日)

現場にシリア難民の旅券=バルス首相は空爆継続表明-ベルギーでも捜査・仏同時テロ(15日)時事

【パリ時事】フランス同時テロで舞台の一つとなったパリ北部の競技場で、自爆犯の遺体近くに残されたシリア旅券に関し、ギリシャ政府は14日、ギリシャで10月に難民申請した人物のものだったと発表した。欧州メディアが報じた。中東から殺到する難民にテロ犯が紛れ込んでいた可能性が浮上したことで、難民受け入れをめぐる欧州の世論に影響を及ぼしかねない状況だ。
〔写真特集〕パリで多発テロ~劇場、競技場で惨劇~
 旅券の所有者は1990年9月にシリアで生まれた男(25)で、当局は今回の事件まで危険性を把握していなかった。実行犯グループの中には、この男以外にもう1人、ギリシャで難民申請した人物がいるとの情報もある。
 一連の犯行は、仏軍のシリア空爆に対するイスラム過激派の報復との見方が強まっている。バルス仏首相は14日のテレビ出演で「テロとの戦いはシリア国土も対象となる。敵を壊滅しなければならない」と宣言し、空爆を継続する意向を強調した。
 記者会見したパリ検察のモラン検事によると、テロによる死者は129人、負傷者は352人。事件現場で死亡した容疑者はこれまで8人とされてきたが、検事は7人だったと説明した。また、パリ中心部のバタクラン劇場を襲撃後に死亡した1人は、パリ郊外生まれの仏国籍の男(29)で、当局の警戒対象だったという。
 検事によると、犯行には少なくとも2台の車が用いられ、うち1台はベルギー在住の仏国籍の男がレンタルしていた。ベルギー捜査当局は既にこの男の身柄を一緒にいた2人と共に拘束しており、仏当局と連携して事件との関連を調べる。(2015/11/15-12:22)

2015/11

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