警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(29、30日単位・レベル)
知恵をしぼれ!
【治安うんちく】 警察庁がまとめた今年10月までの交通事故統計では、相変わらず高齢者の事故被害が多くなっている。事故の要因で最も多いのは「漫然運転」で「運転操作不適」「脇見運転」などで、いずれも注意力があれば防げるのが多い。
しかし、宮崎市で発生した軽乗用車の暴走で7人が死傷した事故は、73歳の男性によるもので、数年前に医師からてんかんと診断されており、運転中に発作を起こしての事故だった。
最近、お年寄りの高速道逆送などの事故が目立つが、やはり運転免許証の高齢化対策などが必要になってくるだろう。
今年10月までに全国で発生した交通事故は44万0441件で前年同期に比べて2万8894件減少した。死者数は3296人で増減はなかった。
年齢別では相変わらず65歳以上の事故は全体の53.2%を占めた。特に、65歳から69歳までのお年寄りの事故を状態別にみると自動車乗用中で35.5%と最も多かったが、70歳以上になると歩行中に事故に遭うケースが多くなっている。
死亡事故の要因で最も多いのは漫然運転。次ぎに脇見運転と運転操作不適と続くが、操作の不適は個人差があるが、特に高齢者には何らかの線を引く必要がありそうだ。
例によって全国の交通事故ランキングでは発生件数のトップは愛知の3969件。以下大阪の3417件、福岡の3605件、東京の3024件、静岡の2878件の順。
死亡者数では愛知の22人、大阪の20人、北海道の19人、千葉の18人、神奈川と静岡の各17人の順だった。
高齢者の交通事故を防ごうと珍しい取り組みをしている警察がある。
福井県警は75歳以上の運転時の映像を記録するドライブレコーダーで記録された映像を警察官が分析し、運転上の注意点などを伝えるというもの。
全国では始めてというから、特筆しておいた。
【事件】29日夜、東京・杉並区で1人で歩いていた84歳の女性が後ろから来た自転車の男にぶつかられて転倒。その隙に現金2万円などが入ったハンドバッグを奪われた。女性はひったくりに遭わないようバッグを左手に持ち、左側の壁に沿って歩いていたという。年末に多くなります。ご注意を!
★東京・渋谷区のホテルでは20代の女性が男に殴られて財布を奪われる強盗事件があった。
東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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