警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日単位・レベル)
どうした!埼玉県警
【治安うんちく】 あまりにもの不甲斐なさに悲しくなったので言わせてもらう。埼玉県熊谷市で起きたペルー国籍の男による6人殺害事件の話しである。
26日のテレビ朝日のスクランブルで、妻と長女、次女の3人が殺害された被害者の夫が涙ながらに訴えていた。
妻が息をひきとる直前に書いた夫宛の手紙が存在したのを後日に知ったというのだ。それは、妻として幸せな家庭生活を失う無念さを記した内容だった。
夫はインタビューに対して「妻の手紙があったとはまったく知らなかった。せめて葬儀の前にほしかった」と嘆いた。
さらに「事件がどうなったのか経過も全く知らされていない」と被害者に対する県警の対応に不満を訴えた。
それだけではない。事件を反省して今後の対策を報告に来た県警の幹部は、線香もあげずに事務的な言葉だけで帰っていったという。「捜査1課の刑事さんは、してくれたのに…」
この事件、元々は警察が身柄を確保したにもかかわらず逃げられてしまったという事から始まっている。
警察産みの親・川路利良大警視の教えは、警察は「結果を目的とする」だ。事件が起きてしまった事は結果論として責任はとらなければならないが、その後の幸せを奪われてしまった被害者に対する思いやりも極めて大事な仕事だ。
警察庁の被害者対策要綱でも「被害者の置かれている現状を踏まえ、被害者の視点に立った各種の施策を総合的に推進すること」とあり、被害者の立場に立った対処を求めている。
しかも同県警では11月25日から12月1日を「犯罪被害者週間」と位置づけ、被害者等への支援で一番大切なのは、「周りの人の理解」としているではないか?かけ声だけですか?
同県警には事件の扱いだけでなく被害者対策も含めた荒療治が必要のようだ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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