警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(22、23日単位レベル)
暴力団は関係していないか?
【治安うんちく】 20日夜、東京・表参道の高級宝石店でダイヤの指輪などが強奪された事件の被害額が1億円を超えることが分かったという。この手荒な犯行手口に、あの爆窃団を思い出す。
今回の事件では、壁に穴をあけたりセンサーを切るなどの行為は見られないようだが、ショーケースをハンマーようの物でたたき割るなどの荒っぽい行為が似ている。
さらに3人組のうちの1人が客を装って来店して、警備員を殴っている間に2人も店内に入り込むという用意周到な手口だが、しかも外国人と見られるという。
最近は爆窃団に類似する中国人で構成される「ピンクパンダ」なる窃盗団が暗躍しているという。産経新聞によると今年に入り、都内でメンバーとみられる男らが関与した窃盗事件が複数発生しているのだ。
いずれにせよ総合的に判断すると盗品の処分が可能なプロの犯行と見られるが、その際に懸念されるのが日本の暴力団との関係だ。
かつて平成11、12年かごろ中国人マフィアによる地方の富豪ばかりを狙った緊縛強盗が多発したことがあった。この時は、日本の暴力団が道案内役を勤めている。一部は暴力団の資金源とされたのだ。
今、警察による〝頂上作戦〟が進行中で、資金に苦しいこともあり分裂したり離脱者も出でいる時、新たな資金源になっているとすれば由々しき問題だ。
警察庁によると今年10月現在の強盗事件戸で侵入強盗の認知件数は647件で前年同期と比べて392件の減。
ランキングでは大阪の88件、東京の67件、愛知の63件、神奈川の48件、埼玉の44件と都市部に多い。
検挙率が高く平均では89.0%。熊本の200%を筆頭に福島、滋賀の150%など100%超えが27県警にもなった。これに対して低いのは山梨の20.0%、宮城の33.3%、福島、富山、兵庫はそれぞれ40%。奮起に期待したい。
【事件】 靖国神社でゲリラ事件か
23日午前10時ごろ、東京の靖国神社南門付近の男性用トイレで爆発があった。トイレに爆発痕があり、天井に30センチほどの穴が開いていたことから、警視庁は爆破事件とみている。
東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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