警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日単位・レベル)
パトロールの成果だ!
【治安うんちく】
刑法犯の認知件数の減少が続いている。この状態でいくと統計のある昭和38年以降で最も低かった昭和48年の119万0549件に次ぐ低い件数になる可能性が高い。
警察庁によると今年10月までの全国警察の認知件数は92万3347件で、前年同期より9万9440件も減少している。
刑法犯全体の7割近くを占める窃盗犯の認知件数は68万0336件で7万7438件も激減した。中でもオートバイや自動車などの乗物盗が3万8524件も減っている。
最近問題になっている詐欺などの知能犯は3万5672件で2665件も減少。大きな要因は詐欺犯で2298件も減らした。
認知件数のランキングでは東京が12万2773件でワースト1。以下大阪の11万1707件、愛知の6万4161件、埼玉の6万0934件、千葉の5万1780件と顔ぶれは変わらない。
10万近くも減少した中で増加したのは石川県だけで+62件だった。
減らしたナンバー1は大阪の1万4064件。次いで東京の1万0659件、愛知の7803件、福岡の6636件、神奈川の5757件と続いた。
体感的に悪化を感じる殺人などの凶悪犯は、強盗の-593件をトップに殺人-111件で全体的に798件も減らしている。東京は昼夜をとわず実施している自転車パトロールの成果だろう。パトロールメモの投げ込みは多くの住民に安心感を与えている。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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