警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(14,15日単位・レベル)
国内でのテロは大丈夫か?
【治安うんちく】
今年1月、新聞社がイスラム過激派により銃撃されるテロ事件があったフランスで、今度はパリで劇場やレストラン、サッカー競技場などで銃撃や爆発などの同時多発テロ事件が起きた。
イスラム国は犯行声明を出し、オランド仏大統領は「前例のないテロが起きた」として国内に非常事態を宣言したという。1月の事件では17人が死亡したが今回はおよそ130人死亡とも言われている。
2014年5月にベルギーで発生した4人死亡の銃撃事件は、シリアに渡航して外国人戦闘員の影響を受けたフランス人によるものだった。
外国人戦闘員と言えば、昨年8月にシリア渡航を企てた北大生が逮捕されている。未遂に終わったものの、警視庁公安部によるとこの他にも数人がシリアへの渡航者を募集する公告を見て問い合わせしていることが確認されている。
公安当局が懸念しているのは、シリアやイラクで実践を経験した戦闘員が母国に帰国してテロを敢行する「ホームグロウン・テロリスト」のことだ。米軍基地を抱える日本も対岸の火事では済まされない。
外国人戦闘員には世界各国から参加しており、イスラム国を指示する者が世界中にいることになる。対策の強化が必要だ。
我が国は2013年にアルジェリアで邦人拘束事件が起き,2015年にはシリアにおける邦人殺害テロ事件。さらに同年のチュニジアにおける襲撃事件などテロの脅威は確実に増している。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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