警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日単位・レベル)
末恐ろしいことだ
【治安うんちく】 中学2年生の少年2人が、乗っていたタクシーから5万円の売上金の入ったかばんを盗んだとして、兵庫県警に逮捕された。2人はタクシーから降りる際、運転席近くにあったかばんを盗んだもので、犯行後、別の事件で警戒中だった署員に逮捕された。
さらに、名古屋市南区の17歳の高校生4人が、警察署の駐車場や交番の建物にロケット花火を打ち込み愛知県警に逮捕された。高校生は「警察官が追いかけてくるのがおもしろかった」と言っている。
それだけではない。自宅のパソコンとファイル共有サーバーに不正送金に利用されるウイルスの記録を保管していたとして、14歳の少年が警視庁に逮捕された。これだけの才能があれば、将来は有望なのに…
勿論、有罪判決により刑が言い渡される「前科」と警察や検察などの捜査機関により被疑者として捜査の対象となった「前歴」とあるが、どちらにせよ少年時代を含めて前科、前歴は後に世の中に出ない場合が多い。
昭和の時代は新聞に「前科○○犯」と書かれていた。それが無くなり、就職の際などの身元調査もプライバシーとかなんとかの理由で行われない。だから、極論だが罪の意識が薄く世の中のルールを平気で無視するような子供が多くなっている。
刑法犯少年の検挙人員は確かに減少傾向にある。だが、凶器準備集合など一部の犯罪は増加している。
一部だが、こうした未熟な少年達がまもなく選挙権を得ることになるばかりか、安保法案に関して、「T-ns Sowl」なる高校生グループが結成され、反対闘争に加わっているという。
犯罪を犯し、「警察官が追いかけてくるのがおもしろかった」など、事の善悪を十分にわきまえていない精神的に〝未熟な少年〟たちが政治活動にでるとすれば、恐ろしいことである。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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