警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24日単位・レベル)
自動車窃盗事件の歴史
【治安うんちく】 海外で人気のあるハイエースなどの日本車を盗んでいた男女3人が警視庁に逮捕された。都内では昨年6月からハイエースなど100台ほどが盗まれる事件が発生しており、裏付け捜査をしている。
自動車窃盗と言えば思い出す事件がある。
あれは、日本警察が最大の危機に見舞われた平成13年の話しだ。検挙率が20%を割り、19.8%になった年だった。中国人によるピッキング盗などが日本中を震撼させたが、それだけではない。
日本人暴力団員による高級自動車ばかりを狙った事件が全国で発生した。1都15府県におよび被害総額は15億428万円だ。警察庁はこの事件を警察庁登録組織窃盗事件の第22、23号事件と名付けた。
第24号事件は貿易会社を経営するアフガニスタン人を中心として高級4輪駆動車ばかりを狙った事件。被害は13府県に及び総額は11億6517万円もあった。
今回、警視庁が逮捕したハイエース窃盗事件だが、果たしてどこまで立件できるかだ。
警察庁によると今年9月までの自動車盗の認知件数は1万0519件で前年同期に比べて1335件減少している。
ランキングを見ると愛知が1714件でワースト1。以下、茨城が1564件、大阪が1367件、千葉が960件、神奈川が662件の順。2位の茨城は前年同期に比べて223件も増加している。
全国平均検挙率は45.0%でランキングでは静岡の290.3%、鳥取の133.3%、千葉の118.8%など100%台が5県警もある。
逆に低いのは大阪と山梨がそれぞれ10.8%、石川が14.3%、栃木が16.9%、愛知が22.6%など高検挙率を誇る県警と大きな差があるのはなぜでしょうか?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント