警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日単位・レベル)
高校生の出稼ぎ
【治安うんちく】
天井知らずの被害額が続いている振り込め詐欺-このところ関与したとして少年の逮捕が目に付く。しかも、〝出稼ぎ〟のように他県で犯行に及んでいる。
3日には埼玉県川越市の18歳と17歳の無職少年2人がオレオレ詐欺をしようとした詐欺未遂の疑いで愛知県警に逮捕された。
8月には東京都板橋区の自称高校生(18)が仲間と共謀し、69歳の女性から現金をだまし取ろうとして千葉県警に逮捕された。
6月には愛知県尾張旭市の79歳の男性から現金をだまし取ろうとしたとして、さいたま市の15歳の高校生少年が愛知県警に逮捕されている。
敢えて他県に〝出稼ぎ〟して逮捕された事件を並べたが、特殊詐欺事件では警視庁が検挙した少年100人のうち、8割以上が金目当てだったことが分かっている。しかも半数近くが他人に誘われての犯行。都県境のないネット社会を利用するなどして〝荒稼ぎ〟をするなんていうことは、まさに少年らしいゲーム感覚での犯罪になっている。
来夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることになったが、少年法の適用年齢を18歳未満に引き下げるのはいつなのか?
読売新聞が実施した世論調査では引き下げに賛成者は88%もあったという。
ただでさえ、低年齢化が問題になっている少年犯罪。夜遊びどころか、他県に出稼ぎして金儲けするなんていうのはもはや少年ではない。れっきとした大人である。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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