警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日単位・レベル)
打ち首獄門だ!
【治安うんちく】
これから危険な乾燥期に入ろうと言うのに、このところ放火事件が相次いでいる。
10月24日未明から朝にかけて大阪市西成区と隣接する浪速区で住宅火災など4件の不審火が相次いだ。
千葉県内では千葉市中央区の住宅街で、原付きバイクなどが燃える不審火が相次いでいめるほか同県松戸市の神社の本殿が全焼。警察は放火の可能性も視野に出火原因を調べている。
9日未明には、東京・渋谷区と世田谷区でオートバイなどが焼ける不審火が3件相次いだ放火事件はなんと世田谷区内に住む40歳の女だった。火付盗賊改方、長谷川平蔵なら「市中引き回しのうえ打ち首獄門にする」と言っただろう。
警察庁によると今年9月までの全国の認知件数は815件で前年同期に比べて30件の減少。検挙率は72.4%だった。
認知件数が多いのは大阪の143件、福岡が71件、東京が61件、千葉が38件、愛知が37件の順。
検挙率は富山の125.0%、茨城の123.5%など100%台が21県にも及んだ。これに対して低いのは静岡の29.0%、大阪の42.7%、兵庫の47.6%、山形の50.0%、千葉の55.3%続いた。
放火−人々の安寧を乱すばかりか尊い人命も奪いかねない卑劣な犯罪。平蔵の言う「打ち首獄門」に処せられるべき犯罪だ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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