警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日単位・レベル)
警察手眼
【治安うんちく】 なんで、こうも警察官自殺が続くのだろうか…
27日午前8時過ぎ、千葉県船橋市の交番脇にある空き家の敷地内で、県警船橋署の29歳の男性巡査が頭部を拳銃で撃ち自殺。24日には兵庫県高砂市の展望台で、25歳の男性巡査が焼身自殺した。
さらに、兵庫県警機動隊の独身寮で自殺を図って意識不明になっていた24歳の男性巡査が、15日夜に死亡した。同隊では先月から今月にかけて20代の巡査2人が相次いで自殺を図り、1人が死亡、残る1人が15日に死亡したもの。
このほか6日には警視庁田園調布署内で29歳の男性警部補が拳銃で頭を撃ち自殺しているのが発見された。
警察組織とは階級社会で特に上下関係は厳しい。他人の財産や生命を自分の命をかけて守るという厳しい職業であり、気の緩みが許されないからだ。
警察産みの親・川路利良大警視は警察組織の人間関係について次のように説いている。
警察官は国民にとって最強の保護人であり、大変な事態に遭遇しても、決して動揺してはならない。そして仕事は職務に殉じた後の結果を目的とすべきだ。
上下関係については、上に立つものは国家の仕事に従事する部下は平等でなければならない。
人事管理の鉄則は、上司は命令を伝え、部下の考えていることを上司にあげることだ。警察署長は、部下間の問題を把握して、本部の裁断を仰ぎ、「押しつけ」はしてはならない。
そして巡査は未熟な者、あるいは不器用な者の集まりであるが警察組織を支えるのは巡査クラスである。その巡査は、上官の命令を遵守し、骨の折れる仕事に従事し、任務に耐え成果をあげることを目的とせよ。(警察手眼)
警視は警部を、警部は警部補を、警部補は巡査長、巡査を管理するという階級社会の基本をしっかりたたき込むことだが、ここで大事ものは、お互いに人間であり人格を損なうような叱り方をしてはならないし、部下も「耐える」ことを忘れてはならない。
兵庫県警機動隊員は「嫌がらせを受け、精神的に限界」という遺書を残している。教育は教育として厳しくしなければならないが、その後、何らかの形で修復しておくことが上司たる者の責務である。ただ、問いつめるだけの上司なら階級の降格ぐらいの処分も必要だろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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