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2015年10月21日 (水)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
〝命を守るツール〟
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1011217 最近は防犯カメラが防犯のツールというよりは捜査ツールになってしまった。
 今月に入って昨年11月に、東京・足立区の路上で男性会社員がナイフで切り付けられて重傷を負った事件で、34歳の男が逮捕されたが、現場周辺の防犯カメラの捜査などから容疑者として浮上。逮捕に至った。
 東京の介護施設に入所する85歳の女性のキャッシュカードで現金120万円を勝手に引き出したとして、40歳の介護士が盗みの疑いで警視庁に逮捕されたが、これもATMの防犯カメラだった。
 今月1日、千葉市の路上で、高校1年の男子生徒(16)の首を傘で刺して殺害しようとしたとして、40歳の男を逮捕したのも防犯カメラの映像。東京都内のJR線で不審火が相次いでいた事件で警視庁は、防犯カメラに写っていた42歳の男を逮捕するなど、大活躍である。
 古くから路上など街頭で発生した犯罪は被害者と被疑者の関係がない場合が多いため捜査が困難とされていたが、今では防犯カメラがそれを補っているばかりか、街頭犯罪だけではなく屋内を含めたあらゆる犯罪も逃走経路の追跡などに利用するなど大きな役目になっている。
 こうした要因もあり、今、特に街頭犯罪は激減している。
 警察庁によると今年9月までの認知件数は路上強盗が546件で前年同期に比べて-106件。以下、部品ねらいは2万4983件で同-3715件。車上狙いは4915件で同-7529件。自販機荒らしは1万0486件で同-1323件。オートバイ盗は2万7482件で同-6116件。自転車盗は19万4030件で同-2万7764件と全てが減少している。
 平成26の年間統計でも前年と比較し路上強盗は-150、部品ねらいは-8184件、車上狙いは-1万2687件、自販機荒らしは-104件、オートバイ盗は-7722件、自転車盗は-1万1052件と軒並み減少しているのだ。
 小欄がカメラマン時代の昭和40年代後半から50年代にかけてと記憶しているが、警視庁管内で始めて防犯カメラが登場したのは確か錦糸町駅前交番と記憶している。
 駅近くの飲食店街はキャッチガールなどの客引きや酔客のトラブルが多いことから防犯カメラを設置し交番で画面を見て現場に駆けつけるなどに利用していた。新宿区歌舞伎町にはなかったので取材した記憶がある。。
 しかし、防犯カメラと言うよりは「監視カメラ」と呼ばれて一部の人の反対にあい、普及しなかった。あれから40年。ようやく利用価値が認められたことになる。それは地域住民の命と財産を守るツールでもあるからだ。
  東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】

Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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