警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
パトロールは自転車で
【治安うんちく】
昭和の時代、刑法犯の検挙率は50、60%台を誇っていたが、平成13年には一気に下がり始めて20%を割り、19.8%だった。そして今年8月までの検挙率は30.9%で、前年同期より1.7ポイントアップしている。
この検挙率を下げている大きな要因は窃盗犯で刑法犯罪種別の中で最も低く26.5%。刑法犯の全認知件数の7割を占める窃盗が低いのではどうしようもない。
その中でも特にひどいのは自転車泥棒で検挙率は5.1%だ。全国的にみると最も低いのは埼玉の3.2%。以下、京都の3.8%、広島の3.8%、北海道の4.0%、山形の4.1%の順。これらの数字が全体の数字を下げている要因とみても良いだろう。
逆に高いのは佐賀の18.2%、秋田の17.7%、長崎の14.6%、島根の11.8%、鳥取の9.7%。高くても10%台だ。
認知件数を見ると東京の3万2906件を頭に大阪の2万4454件、埼玉の1万4335件、神奈川の1万0731件、愛知の9022件と続き、認知件数が多いから検挙率が低いというのではないようだ。
やはり実力なのだろうか…いや、この泥棒は「捜査」というよりは職質などでの発見以外になさそうだ。自転車によるパトロールが益々大事になってくる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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