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2015年9月10日 (木)

「早く見つかって」 土砂に埋もれ傾く住宅 行方不明者の救出難航 (10日)共同

台風18号の影響で大雨となり、土砂崩れで住宅が埋まった栃木県の現場では十日、行方不明者の救出作業が難航した。初めて「大雨特別警報」が出された茨城、栃木両県の各地で河川が氾濫するなど被害が広がり、避難所の住民らは「これからどうしよう…」と不安を口にした。 
 「お母さんが見つからないの」。土砂が住宅に流れ込み、一人の行方が分からなくなっている栃木県鹿沼市日吉町の現場では、家族とみられる女性が叫び、一緒にいた男性は涙をためて頭を垂れた。
 県警鹿沼署によると、行方不明になっているのは住人の小林フミ子さん(63)。
 住宅前の道路では、泣き崩れる女性を支えるようにして親族ら五、六人が女性の肩を抱き、祈るように捜索作業を見守った。
 現場では消防隊員らが十日早朝から捜索。午前十時前に約十人がスコップを持って加わり、一階部分の土砂を取り除く作業が続けたが、午前十時半にいったん中断した。
 消防隊員の男性は「一階の土砂を半分程度まで取り除けたが、建築の専門家にも見てもらったところ、家にひびが入っていて崩れる可能性もあり、危険のため中断した」と話した。
 家族にも中断の理由が説明され、フミ子さんのめいは「早く見つかってほしいのですが…」。フミ子さんの夫敏夫さん(65)は、建物に足をはさまれて重傷を負い、病院に運ばれた。
 近所の住民によると、現場周辺には木々が生い茂る小山があり、九日からの大雨で土砂が崩れ、住宅の一階部分が土砂に埋もれて大きく傾いた。家の横にある道も土砂でふさがれた。
 十日午前から再び雨脚が強まり、小山の上から土砂が流れ続けた。道の向かいに住む男性(46)は「午前三時前に車で出勤しようとしたら、すごい雨で危険なので家に戻ったほどだった。そのときは流されていなかった」と振り返った。
 「土砂の流れが加速していたら、うちも危なかった。この付近は山なので危ないという通知は行政から来ていたが、こんなことになるとは」と語った。 (後藤慎一)

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015091002000243.html

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