警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日単位・レベル)
強盗事件の検挙率は80%
【治安うんちく】 強盗事件の減少傾向が続いている。
18日には東京・新宿区の路上で20代の会社員の女性が男に顔を殴られ、現金を奪われ。17日未明には東京・多摩市で男2人組による強盗事件が3件も相次いだ。
東京・立川市の路上でも会社員が襲われ現金が奪れれた事件では21歳の男2人が警視庁に逮捕された。警視庁は多摩市の事件も関与したものと見ている。
これらは路上強盗だが侵入強盗もある。11日に東京・新橋の金券ショップに男2人が押し入り340万円を強奪したとして警視庁に逮捕された。
警察庁によると今年8月まで全国で発生した強盗事件の認知件数は1615件で前年同期より476件少なくなっている。発生で最多は大阪の270件。以下東京の264件、埼玉の135件、愛知の120件、神奈川の106件の順。
この強盗事件は昭和60年代から平成3年までは1000件代で推移していたが平成16年に一気に7295件も激増した。その後に実施した全国警察の犯罪抑止策で26年には3000件代に押さえ込み、今年8月までもさらに減少傾向にある。
一方、8月までの検挙率は79.8%で前年同期より12.2ポイントアップしている。7000代になった平成16年の検挙率は50.3%で、それ以降増減を繰り返しているものの今年の80%近い数字はやはり「治安再生」の賜か…
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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