警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24,25日単位・レベル)
実力があるのになぁ~
【治安うんちく】 埼玉県熊谷市の6人殺害事件で、埼玉県警は容疑者の男の母国・ペルーに捜査員を派遣する検討を始めたという。そして入院して治療中だった男の意識が回復した。さぁ~これからだ。
それにしてもこの事件の県警の対処は問題だった。
容疑者でもないので、たばこを吸うのを禁止できないものの逃げられたとはお粗末過ぎるが、問題はその後だ。県警は「20人もの警察官と警察犬まで動員した」ことを市民が分かったのは後日。しかも一部の報道でだ。事件報道の目的の一つは、事件の詳細を発表して住民の恐怖感を抑えることだ。それができなかった。
それにしても犯人の男は犯行後に現場となった住宅で飲食した可能性があるという。つまり犯行後、その場に一定時間滞在したことになる。
「犯行現場に滞在」-こうした話しを聞くと平成12年12月30日に発生したあの東京・世田谷の一家4人殺しの事件を思い出す。あの時は犯行後に犯人はアイスクリームを食べた痕跡があるなど現場に滞在。さらにインターネットを利用している。日本人とは文化・宗教の違う外国人の犯行だったのだろうか…
警察庁によると、その埼玉県警管内で、今年8月まで発生した殺人事件は34件。大阪の78件、東京の76件、神奈川の36件に続いて4番目に多い。しかし前年に比べて11件も少ない。大阪の-21件、千葉、京都の-14件、兵庫の-13件に次いで-11件は全国5番目の抑止だ。
全国平均検挙率は非常に高く96.9%。宮崎の150%、広島の141.7%など100%以上の警察は13都道県警に及んだ。この中でも埼玉県警は102.9%で上から9番目と成績は良いのである。
実力があるのだから、何事も誤解を与えないように発表して地域住民の不信感を払拭してほしかった。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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