警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1,2日単位・レベル)
ライオン家族を見習え
【治安うんちく】 少年犯罪のついでに一言
報道によると日本の高校生は親を尊敬する割合がアメリカや中国、韓国に比べて低いという=朝日新聞電子版
国立青少年教育振興機構の調査によるもので、昨年9月から11月にアメリカ、中国、韓国と日本の4カ国の高校生計7761人に生活や意識について尋ねたもの。
その結果、「親(保護者)を尊敬している」という問いに対し、「とてもそう思う」と答えたのは、アメリカ70・9%、中国59・7%、韓国44・6%。日本は37・1%と最も低かったというのだ。落ちたもんだよニッポン…
下重暁子さんの著書「家族という病」が話題を呼んでいる。「『家族はすばらしい』は欺瞞である」というのだ。
その中で「家族と事件」を取り上げているようだが、複雑に考える必要はなく、単純に言えば「親の無責任さ」「愛情の欠落」だと小覧は思う。
諺に「獅子の子落とし」というのがある。あの百獣の王・ライオンは、わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てる-として愛する子を深い谷に落とすというもの。「厳しい試練に耐える」-ライオンの社会だからこそ必要だろうが、これも「愛情」。今の日本の親子(人間)にはそんな愛情の欠片もない。放置しておくか中には捨てる親までいる。気に入らない時は殺してしまう。4カ国最低どころかライオン以下になってしまった。
大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人が遺体で見つかった事件-問題の本質は「なぜ、2人の子供が犯人の毒牙にかかったのか」を突き詰めて行くと、「なんで、未明に遊び歩くのを親が止めなかったのか」-ではないだろうか。
大阪青少年健全育成条例では「夜遊び」について、子供の夜の徘徊は悪い誘惑や犯罪被害に遭うなど危険なことから保護者は、特別な事情がない限り、16歳未満は午後8時から翌日の午前4時まで外出させてはならない。とある。
勿論、保護者の監督に服しない「虞犯(ぐはん)少年」もいるが、そのようにさせたのも親の責任だ。
平成26年に補導された虞犯少年は1066人もいる。そして少年が殺人の被害者になったの26人。強盗、強姦などが減少しているのに前年より7人も増え凶悪事件の被害者の中で最も多い。そう見ていると下重さんのいう「家族なんて欺瞞」がうなずける。
ゴチャゴチャ言うんじゃない。子供を産んで養育するのは親の義務だ。
権利だけを主張して義務を負わない無責任な人間が多くなっている世の中-これでは「おもてなし」なんて欺瞞である。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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