警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10日単位・レベル)
潜在化と巧妙化
【治安うんちく】 アメリカは大変なことになっている。銃を使ったギャングが大暴れし、ニューヨークでは毎週のように抗争事件で一般市民が被害に遭っているという。
警察庁によると今年上半期に日本国内で起きた発砲事件は3件で前年同期より10件減少している。しかし、この3件は全て暴力団による事件だ。事件数も平成7年には168件あったが26年は32件と最も少なかった。そして今年はそれより減っている。死者数も3人で少ない。
やはり取り締まりがしっかりしているからだろう。銃器使用事件の検挙件数は54件で検挙率は94.7%もある。但し54件のうち19件が暴力団によるもの。しかも全体的に減少傾向にありながら暴力団関与は増加傾向にある。
上半期で全国の警察は202丁の銃を押収している。うち暴力団からの押収は28丁で前年より42丁も少ない。平成7年の1880丁に比べて26年は406丁と極めて少ないのだが、組織が隠匿や密輸方法を潜在化、巧妙化しているのもひとつの要因だ。
摘発が困難になり押収量が少ないとすれば安心している状況ではない。山口組の今回の騒動だ。
分裂して新組織ができれば、「指定暴力団」に認定しなければ用心棒代などの不当要求の中止命令を出すことができなくなる。
この問題について警察庁の金高雅仁長官は10日、「速やかに情報収集を行い、暴力団対策法に基づく指定を検討する」と述べており、暴力団同士のけん銃などによる市街戦防止と合わせて早期の対応を願いたい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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