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2015年9月 5日 (土)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(5、6日単位・レベル)
女子校生が偽札づくり
【治安うんちく】

2009_1228_222559212 偽札事件と言えば思い出すのが昭和62年4月発生の「和D-14号」事件だ。小欄は当時捜査1課、3課を担当していた時の事件だ。
 東京都港区南青山のゴミ収集場で大量の偽一万円札が入ったゴミ袋が発見されたほか荒川の河川敷でも大量の偽札が発見された。発生4日後に犯人のうちの1人が自主。調べから出版会社社長など6人が逮捕されている。社長は童話作家だったという「落ち」がついた。
 以来、偽札なんて気にも止めていなかったが、なんと千葉県習志野市の17歳の女子高生が偽の2000円札をコピーして使用したとして逮捕されたという。2000円札を使ってコンビニで買い物をしたのだ。
 犯人として女子高生は意外な年齢であることや、最近はあまり流通していない2000円札に目をつけたあたりは小憎らしい。他にも余罪があるという。
 では偽札事件はどれぐらいあるのか?
 警察庁によると今年7月までの通貨偽造事件の認知件数は325件で前年同期より34件減少している。
 刑法犯認知件数が285万件を超え過去最悪だった平成14年の年間では4783件もあった。特に前年に比べて3138件も激増した年でもあった。それが減少し続けて平成20年には1203件、26年には613件と激減している。今年はさらに減っている。
 この事件、実は検挙率が低い。平成14年のそれは20.1%で20年には32.8%にアップしたものの26年には17.1%まで落ちた。しかし、今年になり盛り返して26.5%に回復している。
 このうち少年については今年の検挙人員は2人で前年に比べて1人の減少。14年には41人、20年には14人、そして昨年は7人とやはり年々減少している。未成年者が通貨偽造するなんてとんでもない世の中である。

 

【事件】5日午後、東京・国分寺市のJR中央本線の電柱を支える設備が燃える火災があった。警視庁は不審火とみており、都内では同様不審火が相次いでいるが、手口が稚拙で思想犯ではないような気がする、よってレベルは変わらない。
  東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】













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刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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