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2015年9月17日 (木)

2015年9月17日 (木)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(17、18日単位・レベル)
慣れで仕事をするな
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1011161 警察の対応が問われている。
 16日午後、埼玉県熊谷市で84歳の女性や41歳の母子3人の計4人を殺害したとして30歳のペルー人の男が逮捕された。
 ところが、この男、2日前に発生した55歳の夫と53歳の妻の2人が殺されていた事件にも関与した疑いがあり、捜査が進められている。
 いずれの事件前の13日に地元消防署から「不審な外国人」と通報を受け、身柄を確保して任意同行を求めて署に連行した。
 ところが男は「たばこを吸いたい」と申し出て、その場から逃走してしまった。
 事件はその後、相次いで起きたことから、例によって「あの時、警察が捕まえておけば…」「窃盗のあった段階で地域住民に情報提供しておけば…」などと警察の失態報道が続いている。
 一部報道によると男はペルーのパスポートを所持しており、身柄の引きネタ(確保の要件)は無かった。
 問題はその後だ。財布もパスポートも置いたままでたばこを吸いに建物の外に出ており、そして逃走した。パスポートや財布を置いているので監視が緩んだのかもしれない。
 しかし、問題はその時、警察官は男を追ったのだろうか?産経新聞によると追っていない。なぜ、追わなかったのか?そして事件が起きてしまった。判断はプロとしての警察の資質の問題だ。つまり〝慣れによる仕事〟だったのではないか?警察は全て結果論を問われるということを忘れている。
 次ぎに地域住民に対する情報の提供問題。「危険人物」として扱っていれば提供は当たり前。そうでなかった場合、「なんでもかんでも」とはいかない。むしろ隠す場合だってある。
 それが「逃げても追わなかった」とすればその時には「危険人物」と判断していなかったのだろう。だから情報の提供はなかった。
 警察官に求められているのは「聲なきに聞き 形無きに見る」であり、何をか言わんやである。
 警察庁によると今年8月まで全国で検挙された外国人は318人で前年同期より26人増えている。
 国籍別ではベトナム人が最も多く68人。以下、中国人の67人、韓国・朝鮮人の30人と続くが、地域別でみるとこの「アジア州」が最も多く254人。イギリスなど「ヨーロッパ州」が10人。今回の事件のぺルー人は「南北アメリカ州」に属し44人。「アフリカ州」が10人となっている。
【事件】17日未明に東京都多摩市で男2人組による強盗致傷事件が3件相次いだという。報道が少なく体感的には影響少ないので
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

詳細が分かってきたので差し替えました。

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