警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日単位・レベル)
獅子身中の虫
【治安うんちく】
「獅子身中の虫」とはまさにこのことだ。樋口本部長、厳しいことを言わせて頂きます。ご免!
大阪府警箕面署刑事課の刑事が一般女性(20代)をホテルに監禁し強姦する事件で逮捕された。36歳の巡査部長でしかも凶悪事件を担当する刑事課の刑事(デカ)。
それだけではない。仲間がいた。なんと巡査部長がインターネットの掲示板で「集団強姦」を呼びかけ、これに応募してきたのが元府警の警察官で32歳の福島県在住の配送運転手ら5人だという。6人で女性を縛り、目隠しまでして輪姦している。
強姦と言えば殺人や強盗、放火などと同様の凶悪事件。「悪人を捕まえる」仕事をしていながら「俺なら絶対に捕まらない」とでも思っているのだろうか?こんな部下を放置していた幹部も悪い。
警察官にはどうも、このところ「異性」にからむ事件が多い。
警察庁によると全国の警察官の今年上半期(1〜6月)の懲戒処分者の中で最も多かったのが異性関係事犯だ。
全国の懲戒処分者の合計は132人で前年同期より7人の減。平成14年には318人もあったから、かなり減少している。
処分理由のワーストは異性関係で54人。以下、窃盗・詐欺・横領の26人、交通事故、違反が25人の順。このうち免職になったのは14人いる。
懲戒処分者が多かったのは警視庁の22人、埼玉の11人、千葉、大阪の各9人、兵庫の8人など。
まったく処分者がいなかったのは山形、山梨、福井、和歌山、徳島、香川、愛媛、佐賀、沖縄の9県警。
警察産みの親・川路大警視の教えにこうある。「警察官は国民の手本にならなければならない」「警察官は国民にとって最強の保護人である」「警察官の心情は全て国民を思いやる」−全国の警察官よ!この教えを忘れているのか?それとも知らないのか?
各県警の警察学校では、書類の書き方や手続きなどだけでなく、警察官としての人間性を教えよ。講師の部外者の導入は警察の方針であり、どんどん入れ替えて多くの人の意見を聞かせることが大事だ。警察大学で私は何度も言ってきたことがある。
「警察官としてプライドを持て」
【事件】7日夜、東京・八王子市の路上で、21歳の男性が財布をひったくられた。男性は、通り掛かった公務員の男性と男を追い掛けて取り押さえ、近くの交番に向かったが、男の仲間2人が現れて、殴る蹴るの暴行を受けて、再び財布を奪われる事件があった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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