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2015年8月30日 (日)

山口組分裂騒動 なぜ今?火種は人事と経済負担(30日)共同

国内最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区、構成員約1万人)は、有力団体「山健組」(同市中央区、同約2千人)など十数団体が脱退と新組織設立に動き、実質的な分裂状態に入った。捜査関係者らによると、山口組執行部の情報統制は厳しく、騒動の背景をめぐってはさまざまな臆測が飛び交う。対立が強まれば、大規模な抗争に発展する恐れもあり、兵庫県警など全国の警察当局は警戒と情報収集に全力を挙げている。
【主導権争い】
 「6代目の考え方にはついていかれへん」
 分裂の動きが表面化した27日。山健組幹部が外部に語ったとされる離脱の動機には6代目山口組、篠田建市(通称・司忍)組長の組織運営に対する強い不満がにじんだ。
 山健組は5代目山口組組長(故人)の出身母体で、先代の在任中は圧倒的な存在感を示した。ところが、2005年に6代目体制に移ると、名古屋市に拠点を置く篠田組長の出身母体「弘道会」(構成員約千人)の影響力が一気に高まった。
 例えば人事。ナンバー2の「若頭」など重要ポストに弘道会出身者を次々と引き上げる一方、執行部に批判的とされた組長らは容赦なく切り捨てた。忠誠心を試すかのように、傘下の組長を全国から神戸の総本部に頻繁に呼び寄せるなどし、重い経済的負担を生じさせたのも不満の種となった。
 多くの捜査関係者は、こうした状況が山健組を中心とする「関西」系の直系組長らと「名古屋」系との亀裂を深めたとみる。

【情報が交錯】
 ただ、かつての“本流”が、なぜこのタイミングで組織を割って出るのかは判然としない。暴力団事情に詳しい関係者の間でも実際に分裂に動くことには懐疑的な見方があったが、ある捜査員は「情報をつかんだ今月下旬以降、緊迫感が一気に増した」と明かす。
 「総本部を神戸から名古屋に移す」とした弘道会側への反発や、山健組幹部の降格人事の動きが引き金とも言われるが、県警幹部は「いずれも現段階では風評にすぎない。慎重に見極める」と語る。
詳細は以下をクリックdownwardleft

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201508/0008349664.shtml

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