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2015年8月17日 (月)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(17、18日)
監視を強めろ
【治安うんちく】

2009_1228_222559212 今井正監督の映画(昭和26年)ではあるまいが「どっこい生きていた」。
 かつては関東地方を恐怖のどん底におとしいれたあの暴走族「関東連合」の元リーダーが警視庁に逮捕された。
 元リーダーは44歳になっていた。関東連合が結成されたのは昭和48年ごろ。リーダーはこの直後に生まれたようで、年齢的には昭和の後半に構成員になったのだろう。もち論、関東連合は平成15年8月に解散している。
 平成24年9月、東京・六本木のクラブで31歳の男性が殺害された事件は関東連合の元リーダー。「えっまだ(組織は)生きているの」と驚いたものだった。そして今回……
 こうした暴走族の元構成員で組織されている集団を「愚連隊」と呼んでいた。都内で最強と言われたのが「宮前愚連隊」。都内暴走族連合体の友好団体のひとつだ。これらの連中は、解散した後に当時の人間関係を使って離合集散しているのが現状。
 一方、暴力団は福岡県を中心とした日本警察の壊滅作戦とやらでかなり制圧されている。
 警察庁によると今年7月までの暴力団の検挙件数は1万2791件で前年同期と比べて2251件も減少した。その平成26年の年間検挙件数は2万6883件で、10年前の平成17年の4万1077件と比べて激減しているのだ。
 検挙件数が減ったのは警察の捜査力の衰えではない。構成員そのものが減少している。平成16年の構成員は8万7000人だったのが26年には5万3500人にこれも激減した。激減させたのが警察力である。
 福岡の暴力団壊滅に含めて改正暴力団対策法や暴力団排除条例などの厳しさで動きが鈍っており、「動けば捕まる」から「動けない」=「検挙率の減少」だろう。
 問題は壊滅作戦で追われた暴力団員が、こうした愚連隊に仲間入りして地下に潜るとしたら由々しき事態である。監視を強めなければならない
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

 

 

【判定方式】













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刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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