警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日単位・レベル)
殺人の検挙増える
【治安うんちく】 刑法犯少年の検挙が減少しているのだが…
なんと玄関から民家に大量の花火を投げ入れ住宅を全焼させたとして19歳の少女と少年2人の計3人が8月、栃木県警に逮捕された。この大胆な犯行は少年のうちの1人が同居していた45歳の長男に対する恨みという単純なものだった。
東京では路上を歩いていた男性が鉄パイプで脅され現金が奪われる事件が足立区などで相次いでいたが警視庁は15歳から16歳の高校生を逮捕した。
警察庁によると今年上半期に刑法犯で検挙された少年は1万9409人で前年同期より3601人の減少。平成18年上半期の5万0004件以来で最も低く、始めて2万人を割った。3分の1近く減少している。
年齢別では16歳が最も多く4289人。次いで、15歳の4048人、14歳の3822人の順。どうやらこの年代に集中しているようだ。
詐欺などの知能犯が増加傾向にあったが検挙人員は433人で、うち詐欺は376人。前年同期より20人も減少している。
凶悪犯は強盗が最も多く189人、強姦37人、殺人26人などだが、強盗で29人、強姦で24人も減っているのに対して殺人だけが前年同期より4人増加した。数字は少ないが凶暴化が気になる。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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