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2015年8月23日 (日)

2015年8月23日 (日)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(23日単位・レベル)
更生保護は十分だつたのか?
【治安うんちく】

2009_1228_222559212 大阪・高槻市の駐車場で寝屋川市の女子中学生、柏原市の竹林で同級生の男子高校生が相次いで遺体で発見された事件。犯人の男(45)は平成14年にも寝屋川市内の中学2年の男子を車に連れ込み金品を奪うなどの強盗事件を起こしていたという。
 この時も男子生徒の両手を粘着テープで縛っている。ようするに「前科1犯」の犯人だった訳だ。では罪を終えた後の「更生保護」策は十分だったのだろうか?いずれにせよ、こんな人間が野放しにされているというのは行政の責任でもある。
 それにしてもこのような事件は周辺住民に与えるショックは大きい。遺体発見現場もそうだが犯人がうごめいていた地域の人たちのそれは幾ばくか…
 今、治安情勢を観察する場合の指標となるのが殺人、強盗、放火、強姦、強制わいせつ、そして今回の事件のような路上から略取される事犯だ。これらを重要犯罪として扱われている。
 警察庁によるとその重要犯罪は減少傾向にあり、今年7月までの全国の認知件数は7466件で前年同期より764件の減っている。これらは、全国警察の犯罪抑止策の効果だろう。検挙率も前年に比べて3.8ポイントアップし69.1%だ。最も高かったのが和歌山の102.7%。次いで山口の96.2%、群馬の94.3%、香川の93.2%、沖縄の93.8%などだ。
 捜査力もそうだが、なんと言っても防犯ツールのひとつ防犯カメラの威力だろう。今回もそれが功を奏している。一部には「監視カメラ」などと呼称するやからもいるが、「事」を起こさない善良な市民にとっては空気みたいなものだ。
 抑止策が功を奏し、認知件数が減少した都市は次のようになっている。()内は7月現在の認知件数。
 1位は東京の-186件(960件)。以下、大阪が-127件(1201件)、埼玉が-88件(461件)、千葉が-70件(333件)、神奈川が-591件(496件)の順。()内の数字を減らすようさらなる努力をお願いしたい。
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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