警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10、11日単位・レベル)
それでも「振り込め」
【治安うんちく】 振り込め型から手渡し型、現金送付型と目まぐるしく変わる手段などから劇場形犯罪と言われている。そうは言われても当初の振り込め型は健在だ。手渡し型も認知件数では増加している。
警察庁によると今年上半期(1〜6月)の被害金受け渡し状況によると最も多かったのは振り込め型で2570件。前年同期より377件増加。次いで現金手交付型(手渡し型)が2466件で同314件増加している。
さらに宅配便などを利用した現金送付型は1175件で91件の減少。
実は、送付型が増加傾向にあったことから警察は被害に遭った住所を公開するとともに郵便や宅配業者に対して情報を提供して阻止などを依頼したほか、その情報に基づき徹底した検挙を行った。
この結果、配達を阻止できたのは267件。犯人が利用している私書箱48カ所を摘発。検挙を徹底した結果、115カ所で124人を検挙したことなどから歯止めがかかったとの見方もある。
このほか「騙された振り作戦」では420件、456人を検挙。前年同期と比べて24件、13人の増となった。
特殊詐欺と言っても形態は振り込めだけではなく手渡しや受け取り、現金送付など様々。そこで近年は警視庁の「母さん助けて詐欺」やマスコミでは「にせ電話詐欺」と呼称。千葉県警では「電話de詐欺」などと名を変えているところもある。
異色と言えば、山形県でこの時期、特殊な成分を使った「冷やしシャンプー」が人気だ。頭皮を冷やして爽快感を与えることから、振り込む前に「頭を『冷やせ』!」というキャッチコピーをつけて詐欺被害の防止キャンペーンを行っているという。
そして、最近登場したのは新幹線などを利用して地方からわざわざ東京に持って来させる「上京型詐欺」。
開通したばかりの北陸新幹線を利用。石川県内の高齢者を上京させて現金をだまし取ろうとする事案が相次いで発生したが、石川県警は先月27日、東京都町田市、無職の男(21)を逮捕した。鉄道会社は抑止するため車内放送で注意喚起している。
気を付けよう「列車で金持って来い」は詐欺です。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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