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2015年8月25日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(25、26日単位・レベル)
治安再生なるか
【治安うんちく】

2009_1228_222559212 あれは警察バッシングの頂点に達した翌年、平成13年の全国の刑法犯の検挙率は戦後最悪の19.8%になり、世界に冠たる日本警察は地に落ちてしまった。
 そして翌年の平成14年8月に〝ミスター刑事警察〟佐藤英彦長官が誕生。佐藤長官は全国県警本部長会議の就任挨拶で、「日本警察の治安の復活」をぶち挙げた。あれから13年-刑法犯認知件数は激減した。
 14年の刑法犯認知件数は史上最悪の285万件を突破。泥棒の発生処理に追われて余罪の立件などの捜査は不可能だった。
 佐藤長官の治安回復への戦いは実質平成17年から始まったが、当時、住宅などに侵入する泥棒の認知件数は24万4776件あった。それが平成26年には9万3566件と実に15万1210件も減らした。
 そして今年7月までの認知件数はさらに減少傾向にあることが警察庁のまとめで分かった。
 ことし7月の認知件数は前年同期より4158件も減らした4万9889件。最も減らしたのは大阪で-1125件。次いで、千葉の-875件、神奈川の-530件、福岡の-518件、愛知の-440件の順。
 逆に増加したのは愛媛の+201件、茨城の+146件、静岡の+115件、山梨の+87件、高知の+86などだった。
 ちなみに今年7月現在、認知件数が最も多い東京は3939件で前年に比べて+14件。最も減らした大阪は3345件でワースト2だった。
 8月25日は、「交番の日」。明治時代に交番制度がスタートした日にちなんだもの。いま、その交番の警察官による自転車のパトロールが凄まじい。23日放送の「激録警察密着24時」では交番勤務の警察官の自転車でのパトロールに密着取材していたが、警視庁・武蔵野署も夜中に自転車で回っているのを良く見かける。
 こうしたきめ細かな活動があるからこそ日本の治安が保たれている。
 但し、今回の大阪府で中学生男女2人が殺害されたような路上での略取誘拐のような凶悪事件が続くと体感的に治安は悪化を感じる。これは警察だけの責任ではなく、各家庭や地域社会の防犯的な見守りが大事になってくる。
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】













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刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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