警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23日単位・レベル)
更生保護は十分だつたのか?
【治安うんちく】 大阪・高槻市の駐車場で寝屋川市の女子中学生、柏原市の竹林で同級生の男子高校生が相次いで遺体で発見された事件。犯人の男(45)は平成14年にも寝屋川市内の中学2年の男子を車に連れ込み金品を奪うなどの強盗事件を起こしていたという。
この時も男子生徒の両手を粘着テープで縛っている。ようするに「前科1犯」の犯人だった訳だ。では罪を終えた後の「更生保護」策は十分だったのだろうか?いずれにせよ、こんな人間が野放しにされているというのは行政の責任でもある。
それにしてもこのような事件は周辺住民に与えるショックは大きい。遺体発見現場もそうだが犯人がうごめいていた地域の人たちのそれは幾ばくか…
今、治安情勢を観察する場合の指標となるのが殺人、強盗、放火、強姦、強制わいせつ、そして今回の事件のような路上から略取される事犯だ。これらを重要犯罪として扱われている。
警察庁によるとその重要犯罪は減少傾向にあり、今年7月までの全国の認知件数は7466件で前年同期より764件の減っている。これらは、全国警察の犯罪抑止策の効果だろう。検挙率も前年に比べて3.8ポイントアップし69.1%だ。最も高かったのが和歌山の102.7%。次いで山口の96.2%、群馬の94.3%、香川の93.2%、沖縄の93.8%などだ。
捜査力もそうだが、なんと言っても防犯ツールのひとつ防犯カメラの威力だろう。今回もそれが功を奏している。一部には「監視カメラ」などと呼称するやからもいるが、「事」を起こさない善良な市民にとっては空気みたいなものだ。
抑止策が功を奏し、認知件数が減少した都市は次のようになっている。()内は7月現在の認知件数。
1位は東京の-186件(960件)。以下、大阪が-127件(1201件)、埼玉が-88件(461件)、千葉が-70件(333件)、神奈川が-591件(496件)の順。()内の数字を減らすようさらなる努力をお願いしたい。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏
ポイント 19以下
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