警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日単位・レベル)
被害額も多いが検挙も多い
【治安うんちく】
特殊詐欺の被害額が565億円を超え最悪を記録した平成26年の上半期の被害額よりも上回っている特殊詐欺。留まる気配が見られないが捜査当局も手をこまぬいているわけではない。
「検挙に勝る防犯ない」と言われるが被害も多いが検挙も多い。警察庁によると今年上半期の検挙件数は1714件、検挙人員は1167人で前年同期より98件、25人も増加している。
被害に遭っても被害金が犯行グループに渡るのを阻止する対策もある。
金融機関や郵便局、コンビニに対して通報などを依頼しているもので、その阻止件数は6203件。なんと認知件数に対する阻止率は49.2%と半数近い。金額は142億円だった。
それだけではない。ヤミ金五菱会の捜査で徹底した中のひとつにアジトの摘発がある。今回の警視庁など各県警は不動産会社などと協力して摘発の強化を図っている。
さらに、空き家対策だ。空き家が拠点に利用されているため、警察は全国賃貸住宅経営者協会と連携して空き家の鍵の管理の徹底を図っている。
国民も被害に遭わないよう家族間の連絡を密にすることが大事だ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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