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2015年7月 2日 (木)

【東海道新幹線放火】流しの歌手から職転々 「年寄りは死ねというのか」周囲に漏らす(2日)産経

新幹線の車内で面識のない女性を巻き込み、自らの命を絶った林崎春生容疑者は、きちょうめんな側面を周囲に見せる一方、金銭面の不満もこぼしていた。
 「まじめで、何事もこつこつやる」。40年来の知人の男性(73)は林崎容疑者をこう評した。
 岩手県から上京し、「流し」の歌手をしていたという林崎容疑者。ギター片手に男性が経営していた居酒屋に来たことで顔見知りに。地元の草野球チームで一緒に汗を流したこともあったという。
 歌手を辞めた後は解体業者、幼稚園の送迎バスの運転手として勤務。さらには清掃会社で働いていた。男性は「以前は(岩手の)親類の家に毎月9万円仕送りして『早く帰っておいでといわれている』なんて自慢げに話していた」と振り返る。
 しかし、昨年清掃会社を退職してからは、生活苦や年金支給額に対する不満を口にするように。「35年間払い続けてきて、2カ月で24万円しかもらえない。家賃を払って、税金や光熱費を払ったらほとんど手元に残らず、生活が成り立たない」。会うたびにこんな愚痴をこぼしていた。
 近所に住む知人の女性(68)には「区役所や年金事務所に『年寄りは死ねというのか』と言ってきた」と話していた。女性は犯行前日の6月29日、キャリーバッグの上に白いポリタンクを載せて歩く林崎容疑者を目撃。「どこ行くの」と尋ねると「ガソリンを買いに行く」と答えたという。

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