警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、11日単位・レベル)
暴力団より一般に浸透するけん銃
【治安うんちく】 今、暴力団壊滅作戦が続いている。平成24年に福岡県警の元警部が銃撃された事件で、福岡県警はこのほど特定危険指定暴力団工藤会の68歳の総裁ら18人を逮捕。使用されたけん銃は捨ててあった川から発見した。
6月には警視庁が拳銃を持っていたとして稲川会系暴力団幹部を逮捕した。容疑は長野県のアパートで自動装填式けん銃と36発の実弾を持っていた疑い。
けん銃と言えば暴力団だが、近年は、けん銃の押収量が減少傾向にあるが、一般人を含めたその他の人間からの押収の比率が多くなっている。
警察庁によると平成26年のけん銃の押収量は406丁で、前年に比べて65丁減少した。このうち暴力団からの押収は104丁で30丁増えている。徹底取締の成果だろう。
ところが、約74.3%にあたる302丁は暴力団員以外から押収している。
平成7年の押収量は1880丁でうち74%にあたる1396丁は暴力団からで、暴力団以外の一般からの押収は26%に過ぎず、逆転してしまった。
稲川会幹部は、自宅アパートで所持していたが、多くの暴力団は団員以外の知人やレンタルルームに預けたり、中には土に埋めたり植え込みに隠すなど所持の仕方が巧妙化しているのも現状。但し一般人の統計はない。
一方、けん銃の密輸入の摘発は6件で過去5年間で最も多かったが、何百丁も出回っているのにたったの6件。押収銃はアメリカ製142丁、ベルギー製30丁、ドイツ製13丁など外国製が多い。やはり水際作戦に課題があるようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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