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2015年7月 1日 (水)

【東海道新幹線放火】危険物も「フリーパス」、露呈した新幹線のセキュリティーの限界 サミット・五輪へ急がれる対策強化(1日)産経

列島の大動脈、新幹線の車内で男が放火し乗客が死傷した事件では、高速走行の密閉車内に潜むリスクが浮き彫りになった。来年5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)、5年後には東京五輪・パラリンピックを控える日本。これまでは大量の乗客を輸送する利便性が重視される一方、荷物検査は行われておらず、テロ対策の観点からも新幹線内の安全に大きな課題が突きつけられた。
 「大きなイベントのたび新幹線のセキュリティーは課題になった。事件は危機管理に警鐘を鳴らす問題提起といえる」。国際テロリズムに詳しい公共政策調査会の板橋功氏は指摘する。
 「世界一安全」と評される新幹線。ガソリンなど可燃性液体の持ち込みは鉄道営業法などに基づき原則禁止されているが、空港のような乗客の荷物検査はなく、持ち込みは事実上「フリーパス」なのが現状だ。
 JR東海によると、東海道新幹線の1日当たりの平均乗客数は約42万4千人(平成25年度)。1編成(16両)の定員は1323人。荷物検査がない背景には短い間隔で乗客を大量輸送する特性があるようだ。
 国土交通省は「過去に内々で議論したことはあるが、なかなか厳しい。すぐ乗車できる利便性の方が利用者のニーズとして高い」と説明する。厳密な検査は大混雑を招きかねない。ただ、警察幹部は「リスクが現実になった。乗客に配慮する『公共の利益』とテロ対策による『国民の負担』のバランスを真剣に検討し、国ぐるみで対策を急ぐべきだ」と強調する。
 新幹線では、過去に乗客が巻き込まれた殺人事件も起きている。平成5年、静岡県内を走行中に覚醒剤常用者の男が乗客を刺殺、警察官に重傷を負わせた。11年には男が車内のゴミ箱に仕掛けた爆発物が大阪府内のごみ焼却場で爆発した。
 鉄道では、事業者と国などが連携してテロ対策を進める。警備員らの「姿を見せる」警戒に加え、防犯カメラを設置。ゴミ箱を透明にし、不審者や不審物を発見した際の通報ボタンも設けるなど、利用者の協力も得る警備を目指している。
 ただ、今回の事件はセキュリティーの限界を露呈した。板橋氏は「サミットや五輪など大イベントの期間に限定した検査の強化や、無作為に場所を選ぶ検査も抑止力となる」と強調。爆発物のほか、可燃性のある物質などを探知できる警備犬の育成や、テロを想定した乗務員の訓練もより重要になると指摘している。http://www.sankei.com/affairs/news/150701/afr1507010003-n1.html

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