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2015年7月 4日 (土)

工藤会:「犯罪ボーナス」 「上納金」から組員側に(4日)毎日

特定危険指定暴力団「工藤会」(本部・北九州市)を巡る事件で、工藤会が傘下の組員から集めた「上納金」から、事件を起こした組員側に報酬を支払っていたことが捜査関係者への取材で分かった。福岡県警特別捜査本部は、トップで総裁の野村悟容疑者(68)=所得税法違反(脱税)容疑で逮捕=が、金庫番で同会幹部、山中政吉容疑者(64)=同=らに支払いを指示したとみている。上納金を厳しく取り立てる一方、凶悪事件を起こすと報酬を渡す「アメとムチ」とも言える支配実態が明らかになった。

 報酬の支払いが明らかになったのは、昨年5月、北九州市小倉北区の駐車場で30代の男性歯科医を刃物で刺し殺そうとしたとされる事件。今年2〜6月、野村容疑者ら13人を組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)容疑で逮捕し、うち7人が起訴された。捜査関係者によると、事件後工藤会から実行役の組幹部ら側に報酬が支払われたという。
 野村容疑者らは、福岡市の路上で2013年1月に40代の女性看護師を殺害しようとしたとして、組織的殺人未遂容疑でも逮捕・起訴されている。捜査本部はこの際にも報酬が支払われた可能性があるとみている。
 県警が口座の送金記録などを調べたところ、報酬は直接事件に関与した組員に支払われるのではなく、その家族に生活費として渡されていた。捜査本部は資金の流れや事件との関係についてさらに解明を進める。
 野村容疑者に吸い上げられた上納金は、13年までの4年間で約10億円。野村容疑者は、このうち約2億2700万円を除外して申告し、所得税約8800万円を脱税した疑いで先月16日、再逮捕された。容疑とされている約2億2700万円は、野村容疑者本人の遊興費や妻、元妻、愛人、子供らの生活費などに充てられたため、国税当局は個人所得と認定した。
 一方、事件の報酬として組員側に払われた資金は、工藤会の運営に使われたもので野村容疑者の私的な個人所得とは認められないため、逮捕容疑には含まれていない。

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http://mainichi.jp/shimen/news/20150704ddm041040125000c.html

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