警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日単位・レベル)
ひったくりの検挙率も減少続く
【治安うんちく】 平成21年には1万9036件の認知件数があったひったくり事犯。以来、減少傾向を続け昨年の年間認知件数は6201件まで減少。今年上半期(1~6月)もさらに減少傾向が続いている。ところが、同時に検挙率も減少し、5月までの検挙率は遂に5割を割り、6月になっても減少傾向は治まっていない。
警察庁によると今年上半期の認知件数は2347件で前年同期に比べて784件の減少。ところが検挙率は、同23ポイントも下がり49.5%になっている。
認知件数の多いのは大阪の538件、東京の311件、神奈川の264件、兵庫の198件、福岡の163件と続いた。
問題の検挙率は100%以上の県が4都県あるものの、検挙率0が栃木、青森、福島、富山、福井など12県に及んだ。この結果、50%以下は愛知の4.5%をワースト1に23道府県に及ぶなど惨たんたる数字になっている。
たかがひったくり されどひったくり
先月20日には東京・中野区の路上で49歳の女性がバッグを奪われそうになったが抵抗したため転倒。右腕を骨折するなどの重傷を負った。このように重大事件に発展する場合もあり侮れない事件である。
ちなみに認知件数が2位の東京の検挙率は116.7%もあった。
東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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