警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
略取・誘拐が減少
【治安うんちく】
「神隠し」-人間がある日忽然と消えうせる現象を言う。突然、消えてしまうのは〝神様の仕業〟と古くから用いられているが、今の世でも唐突な失踪のことをこう呼んでおり、重大事件の危険性を孕んでいる。
それにしても6月24日から行方不明になっていた福島県の中学女子生徒(13)が、無事帰宅、関係者をほっとさせた。
中学生-と言えば多感な時期。子供から大人になる途中で、親にとって最も接し方が難しいと言われている。しかし、家を出たのは自らの意思である可能性が高いとみられていたが、家出の同期も見当たらないことから警察は事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとして公開捜査に踏みきっていた。
行方不明の扱いは難しく、単なる「家出」の場合は、騒げば騒ぐほど本人は帰りづらくなるので慎重さが必要だと言われている。今回の場合は事件ではなさそうだし、詮索するのは控えたほうが良いようだ。
警察庁によると略取・誘拐の今年上半期(1~6月)の認知件数は89件で前年同期に比べて7件の減。検挙件数は77件で検挙率は86.5%だ。
認知件数が最も多いのは大阪の13件。以下、東京の9件、埼玉、千葉の各7件、兵庫、福岡の各5件など。今回の行方不明騒ぎのあった東北地方では青森の2件と山形の1件の3件だけ。福島は0件なのだ。
「略取・誘拐」は簡単な事件ではない。北朝鮮による拉致はここから始まっている。10年以上前までは身代金目的誘拐事件があったが、今はトンと聞かない。検挙率は100%近くもあり、犯人は「割りに合わない」のだろう。やはり検挙は抑止に繋がる。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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