警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17,18日単位・レベル)
事故ってからでは遅い
【治安うんちく】
対人事故の時などに補償を受ける「自転車保険」の契約件数が激増しているという。
三井住友海上は今年6月の契約件数は前年の約2.5倍。au損害保険はスマホやパソコンで申し込めるとあって前年6月と比べて約2倍。また東京海上は2.3倍になったそうだ=朝日新聞電子版
自転車事故による賠償請求は件数が増えており、しかも判決では高額賠償額を命ぜられることが多くなっている事が背景にある。
平成25年の神戸地裁は、夜間に自転車で帰宅途中の11歳の小学男児が62歳の女性の自転車と正面衝突。女性は意識が戻らない状態となり、9521万円の賠償命令を出した。
平成20年の東京地裁の判決では、男子高校生の自転車が斜め横断で24歳の会社員の自転車と衝突、会社員は言語機能を喪失した事故で高校生に9266万円。平成17年には、男子高校生が横断歩道を走行中の62歳の男性運転のオートバイと衝突。男性が死亡した事故では、高校生に4043万円。
平成15年には男性がペットボトルを片手にスピードを出して交差点に進入、横断中の38歳の女性を跳ね、女性は脳挫傷等で死亡した事故では男性に5438万円の賠償が科せられている。
自転車は気軽で誰でも乗れる--もはやこんな悠長なことを言っている場合ではないのだ。常に重大事故の危険性が孕んでいる覚悟で乗らなければならない。ところが、自動車は保険加入が義務づけられているが自転車はない。
今年6月の自転車の危険運転に対する改正道交法は、自転車のマナーを向上させることもあり、危険行為には厳しい罰則が科せられることになったものだが、実は10年も前からこのような厳しい賠償判決が出されており、本来なら、罰則強化なくても規則は守られるべきだった。
多くの人が平穏な生活を送るためには何事にもルールを守ることが大事なのだ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏
ポイント 19以下
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