警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日単位・レベル)
深刻な問題かも…
【治安うんちく】
警察庁が発表した平成27年版警察白書では「暴力団減少」としながらも、「一部の暴力団は勢力を維持又は拡大している」「暴力団の活動を助長している集団が存在する」と指摘しているという=産経新聞
福岡県警をはじめ全国の警察が懸命に取締をしているのだが…
京都府警は府内の63歳の女性ら2人から3450万円をだまし取ったとして指定暴力団住吉会傘下の組員を逮捕するとともに23日には東京都港区内の住吉会本部を家宅捜索。
ホームレスの男に「腎臓を200万円で売らないか」と持ち掛けて臓器売買の約束をしたとして住吉会系の暴力団幹部の男ら2人が警視庁に逮捕された。
福岡県警は森林組合の事務所から現金400万円余りを盗んだとして道仁会系の幹部ら4人を逮捕。特定危険指定暴力団工藤会系組幹部(39)ら男女8人が組織犯罪処罰法違反の疑いで福岡地検に追送検している。
このほか石川県白山市の60歳代男性に対し、「若い衆20人くらい回すぞ」などと脅迫したとして山口組系暴力団組員(65)が暴力行為等処罰法違反容疑で石川県警に逮捕されている。
逮捕ばかりではない。大阪府内の山口組系暴力団が事務所近くのコンビニの駐車場をただで使っているとして、府公安委員会は暴力団排除条例に基づき、使用をやめるよう組長に勧告している。
警察庁によると今年上半期(1~6月)の暴力団の刑法犯検挙件数は1万0949件で前年同期より2190件減少。特別法犯では同417件少ない5827件で、全体的に減少傾向が続いている。
刑法犯減少の大きな要因は窃盗犯の減少だ。前年同期より1787件減だが5766件検挙。特別法犯も覚醒剤が3990件で232件も減っている。
しかし、刑法犯の恐喝事犯が69件も増えた462件、放火犯が19件増の37件になるなど件数は少ないものの、検挙が増加しているのは事件数が多くなったのかは分からない。
また覚醒剤取締法犯はここ数年、減少傾向なあるが大麻等取締法犯の検挙が366件で前年より14件増加した。
白書では暴力団は減っているというが、暴力団排除条例の施行などにより取締が厳しくなり「廃業」に追い込まれているようには見えない。検挙件数が減っているのは事件数が減少しているのか、地下に潜るなどして捜査が困難を極めているのかだ。
しかし、白書では「一部の暴力団は勢力を維持又は拡大している」と指摘しており、助長する集団が存在しているなら、親告な問題だ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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