警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(18,19日単位・レベル)
強盗や詐欺犯が減少
【治安うんちく】
凶悪犯の強盗事件や詐欺犯を中心に刑法犯の認知件数が減少した。その中で強盗犯の検挙率は前年同期より2桁もアップしている。
警察庁がまとめた今年上半期(1~6月)の刑法犯認知件数は53万9009件で前年同期より5万2117件も減少。刑法犯の抑止は平成14年から13年連続で続いている。
殺人や強盗、強姦などの凶悪犯は2915件で前年同期より383件減った。中でも強盗犯は324件も減って1257件。特にその検挙率は79.5%で同13.5ポイントもアップした。
一方、増加傾向にあった知能犯の中の詐欺犯は1万8804件で、同673件の減少。知能犯の中でも検挙率が最も高かったのは汚職で、認知件数30件で検挙も30件と100%だった。
また、罪種別で最も認知件数の多い窃盗犯は39万5301件で、実に4万0725件も減らしたことが刑法犯全体の認知件数を抑えている。検挙率も1.5ポイントアップして28.0%だった。窃盗犯の検挙率のアップが刑法犯全体の検挙率アップに繋がっているのだが…
認知件数が最も多いのは東京の7万1894件で、これに大阪の6万5369件、愛知の3万7731件、埼玉の3万4977件、千葉の3万0857件と続いた。
検挙率の高いのは山形の61.5%を筆頭に秋田の59.4%、島根の55.0%、長崎、鳥取の52.5%の順。
低かったのは大阪の16.8%、埼玉の23.8%、京都の24.3%、山梨の26.1%、兵庫の26.7%など。勿論事件の発生件数や内容によって差がでるのは分かるが奮起を願う。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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