警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日単位・レベル)
自殺報道について
【治安うんちく】 岩手県矢巾町で中学2年の男児(13)が列車にひかれて死亡した事件。町教育委員会は「事実上(いじめが自殺の)一因であると言わざるを得ない」として謝罪した。
自殺-なんて、もの悲しい文言だ。
WHOは自殺予防の手引きとして「自殺予防 メディア関係者のための手引き」を掲げている。いくつかを紹介しよう。
①自殺の報道は目立つところで掲載したり過剰に、そして繰り返し報道しない②自殺既遂や未遂に用いられた手段を詳しく伝えない③自殺をセンセーショナルに扱わない-など11項目にわたる。
WHOの統計では2012年の世界の自殺者数は25万8075人のインドを筆頭に、12万730人の中国、4万3361人の米国、3万1997人のロシア、2万9442人の日本、1万7908人の韓国、1万3377人のパキスタンの順だった。
人口10万人当たりで比較すると、南米のガイアナが44・2人で最も多く,北朝鮮が38・5人、韓国28・9人と続き、実数で最多のインドは21・1人、日本18・5人だった。
警察庁によると今年6月末の自殺者は全国で1万2364人。男性が8703人で女性の3661人より大幅に上回っている。
自殺が多かったのは東京の1259人。次いで神奈川の700人、愛知の686人、埼玉の664人、大阪の636人と続いた。
一方、少なかったのは福井の48人、高知の57人、鳥取の60人、徳島の72人、佐賀の79人の順。
自殺は精神的な要因が多い。できるだけ「隠す」ことも良いが、「自殺は如何に残酷で周囲に不快感を与えるか」「綺麗ではない手段だ」を知らしめることも一つの抑止策と思うが如何か?
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【事件】12日夜、東京・西東京市の路上で、35歳の男性が2人組の男に殴る蹴るの暴行を受け、現金を奪われる事件が発生した。
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