警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4,5日単位・レベル)
10歳代に多い行方不明者
【治安うんちく】 どこにどうやって生きているのか?
警察庁によると平成26年に全国の警察が行方不明者として受理した人数は8万1193人にのぼるという。男性が5万2736人、女性が2万8457人。
年齢別で最も多いのは10歳代の1万7763人、20歳代の1万5814人、70歳以上が1万5210人で、全体に占める割合は少年が23.1%、成人が76.9%となる。これを人口10万人当たりに換算すると10歳代がやはり多く151.6。次いで20歳代が122.8となり、次ぎに30歳代が67.0と続いた。
これに対して「行方不明届け」は出したが、その後に所在が確認されたのは7万9269人。このうち死亡していたのは4115人だった。
原因別では「その他」の25.7%と「不詳」の17.6%を除いて最も多かったのは疾病関係が20.3%。この中には認知症が13.3%も含まれる。次が家庭関係で20.2%、事業・職業関係が10.8%の順。
行方不明者が多かったのは昭和の時代。57年が10万5653人と58年が11万5236人もあった。当時は第二次オイルショックの〝谷〟だったので大きく影響しているが、果たして現代は……そま謎は認知症もそうだが10歳代の若者にありそうだ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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