警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(14,15日単位・レベル)
誰が命を守るんだ!
【治安うんちく】
市が所有する65歳以上の高齢者の住所などを警察に提供していたのが問題だとして市民有志グループが中止を求めたという。千葉県は野田市の出来事だ=共同
その情報は警察が巡回連絡で得た「巡回連絡カード」のようなものだ。しかし、「個人情報」だの「プライバシー」だのと、警察が得ようとしている連絡カードの取得が困難になっているからこんな問題が起きる。
そもそも巡回連絡とは、警察官が地域住民や事業所を訪問して犯罪の抑止、災害防止などの目的で行う活動。言い換えれば「住民との良好な関係を保つため、受持区内の実態を掌握する」のが目的だ。
マイナビニュースによると、賃貸マンションやアパートの居住者で「隣りに住む人を知らない」という人が57.1%にのぼったという。それほど昔と比べて近所づきあいが希薄になっており、しかも子供達と別居、アパートなどを借りてひとりで生活するお年寄りが多くなっているのだ。
その高齢者の犯罪被害や交通事故の防止などの対策に必要な情報の提供をうけるのが何故?悪い。いったい、こうした市民団体には「お年寄りを犯罪から守ろうとする意思があるのか?」と尋ねたい。
日本国憲法 第13条では「……生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利について……立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする……」とされ、国民の生命と財産を守るのも国の責任だ。だったら巡回連絡カードの作成も国勢調査なみにすれば良い。「安全と水はただ」-都合の良い考えだけ主張するな!
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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