警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日単位・レベル)
あ~あ情けない
【治安うんちく】
こんなに乱れているのかと思うと情けなくて情けなくて言葉も出ない-
警視庁管内で、「路上にケガをして倒れているお年寄りがいる」の通報で駆けつけた警察官が、病院に連れて行って治療はしたものの、明らかに「認知症」と分かるお年寄りを公園に放置したという。
宮城県警では、名古屋市内のアパートで知人女性を殺害した女子大生が、仙台市に住んでいた高校時代に、「白い粉を飲ませているのを見た」とする相談を放置。父親がその薬物を警察に持ち込み相談していたにも係わらず立件しなかった「不作為」が問われている。
埼玉県警の警察官が、酒気帯び運転の疑いで書類送検されたり、奈良県警の巡査部長が、無免許運転の男が交通事故を起こした際、身代わりを立てるよう持ち掛け、見返りに現金を受け取るなどもはや警察界は無法地帯と化してしまった。
日本の警察の誕生と言えば明治7年1月15日。現在の東京・千代田区の鍛冶橋に警視庁が置かれた。当然、産みの親は川路利良大警視。警察学校には川路大警視の銅像が置かれ、教育をしているはずだ。
その川路大警視は、日本の警察について「警察手眼」で85項目を挙げている。警察はなんのタメに誕生したのかから始まり、警察官とはこうでなければならない-と教えているのだ。
その13項に「……1国ハ1家也、政府ハ父母也、人民ハ子也、警察ハ其保傅也……」とある。つまり警察は国民を護るためにあるものだ。
それなのに認知症の疑いがあるお年寄りを公園に放置したり、国民の訴えを無視するとは何事だ。警察官の基本中の基本を守れないのである。
さらに25項には「……警察官吏ノ如キハ人ヲ警ルノ官ニシテ他ノ標準タルベケレバ……」とある。つまり警察官は国民を警護する公務員だから、一般国民の手本でなければならないと言う教えだ。
国民の手本になければならない警察官が賄賂を受け取るなどの犯罪を犯すとは、警察官以前の問題であり、こうした人物を採用したのが悪いのか、警察官としての教育がなっていないのか?極めて重要な問題である。
警察は組織の問題として重く受け止め、改めなければならない。司法上の手続きとか書類の書き方ばかりを教えるのではなく、警察官には人間としてのイロハを叩き込む教育が必要だ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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