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2015年6月 9日 (火)

特殊詐欺:九州・山口で過去最悪ペース 被害件数も額も(9日)毎日

九州・山口(沖縄県を含む)で、電話や電子メールなどで被害者に接触し、現金をだまし取る「特殊詐欺」の被害が過去最悪だった昨年を上回るペースで増えている。
 1〜4月の被害件数は前年同期比約1.72倍の371件、被害額は同約1.49倍の14億7000万円超に達する。全国的に減少しているのに、九州・山口が急増している形だ。各県警は危機感を強めているが、一時期件数が減っていた手口が再び「復活」するなど、抑え込みに成功していない。毎日新聞が各県警に取材して判明した。1〜4月で昨年同期より被害額が増えたのは、9県中7県。このうち、金額ベースで最悪なのは福岡の約7億9000万円。前年同期の約2.26倍で、件数も149件と同約2.19倍に達した。沖縄は約4900万円で同約1.83倍。このほか、鹿児島約1億600万円(前年同期比約57%増)▽宮崎約8100万円(同約11%増)▽山口約1億600万円(同約4%増)▽大分約8300万円(同約2%増)▽熊本約1億3600万円(同約1%増)−−と続く。
 一方、佐賀は約3000万円で前年同期比約24%の減。長崎も約9300万円で約21%減った。長崎県警は「金融機関の窓口での高齢者への声掛けが功を奏した」としている。
 同期間の全国の被害額は約151億円と前年同期(約172億円)より20億円以上減った。九州・山口が正反対の傾向を示している点について、福岡県警幹部は「関東地方は手口の周知が進んでいるため、犯人側が標的を九州・山口に変えたのではないか」とみる。
 手口別で被害額が最多だったのは「架空請求型」の約7億5300万円で、全体の約51%を占める。「アダルトサイトの利用料が発生した」などと称する従来型だけでなく、架空の投資話を持ちかけた上で「解約にお金がかかる」と要求するなど多様化している。
 次いで多いのが「オレオレ詐欺」の約3億6200万円。息子や孫などをかたる手口は変わらないが、被害者を都心などに呼び出し直接金をだまし取る「おびき出し型」が目立つ。振り込みと異なり、金融機関の職員らによる監視がないことから抑止できていない。
 件数が急増しているのが「還付金詐欺」。81件と昨年同期の9倍になった(被害額は約7000万円)。電話で「医療費の還付金がある」などと近くの現金自動受払機(ATM)に誘い出し、携帯電話などで指示してATMを操作させ、いつの間にか容疑者の口座に金を振り込ませてしまう。金融機関での周知が奏功し、ここ数年被害は減少していたが、監視の目のないスーパーなど商業施設にあるATMを使い再び増加に転じた。
 警察庁によると、昨年、全国の被害額は過去最悪の約559億円だった。九州・山口(沖縄を含む)も昨年は約39億円で前年より約8億円増え過去最悪だった。【まとめ・吉住遊】

Logo_mainichi_s1http://mainichi.jp/select/news/20150609k0000m040145000c.html

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