警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日単位・レベル)
放火が増加している
【治安うんちく】 火災の原因の1位は放火(消防庁)と言われているが、このところその放火事件が相次いでいる。
29日には大阪府守口市と隣接する門真市の半径約1キロの範囲で配管や自転車などが燃える火災が5件相次いだ。府警は連続放火とみている。
さらに千葉県東金市では今月中旬から29日未明にかけて空き家などが燃える火事が3件相次ぎ、警察はいずれも放火の疑いで捜査しています。
このほか6月2日には岩手県釜石市役所第4庁舎で火災があったが、現場にはガソリン缶が残されていることなどから放火とみられている。
警察庁によると今年5月までの放火事案は全国で489件発生、前年同期に比べて29件の増加だ。検挙率は逆に前年同期を5.2ポイント減少して64.4%だった。
最も多かったのは大阪で95件。以下、福岡の41件、東京の37件、愛知の23件、神奈川の19件の順。
検挙率では7件発生し9件を検挙した広島が最も高く128.6%。8件発生で10件検挙の長野と4件発生で5件検挙の福島がそれぞれ125%。5件発生で6件検挙の香川が120%など100%を超えたのは19府県にも及んだ。
平成25年の数字になるが消防庁によると同年の総火災件数は4万8095件で、出火原因のトップは放火で5093件だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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