警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
えっ!4・5・6作戦?
【治安うんちく】
東京都内で自転車盗が増加している区市が幾つかあるが、その中で足立区が面白い緊急対策に乗り出した。
同区の刑法犯認知件数の約4割が自転車盗。被害の約5割が住宅の敷地内で起きており、約6割は無施錠の自転車だった。そこで、「4・5・6」をキーワードに、自転車利用者に注意を促し、主要駅周辺の見回りなどを強化するというのだ=読売新聞
同区の区長は元警視庁の警察官。青山学院大学の大学院を卒業して警視庁では警視庁国際捜査課の勤務を経験する強者だ。
警察庁によると今年5月までの全国の自転車盗の認知件数は9万5454件で、前年同期と比べて1万2366件も減少。
平成20年の年間には39万件あった認知件数は26年には29万件に減るなど減少傾向が続いている。
今年の認知件数が最も多いのは東京の1万8790件、大阪の1万4125件、埼玉の8033件、神奈川の6199件、千葉の5592件と例によって首都圏に集中している。
ところが、全国平均検挙率は5.1%と極めて低く、東京のそれは4.6%と全国平均より少ない。その中でも3月現在だが足立区は前年に比べて認知件数が増加しているのだ。
こうした最中での「4・5・6」作戦。取締結果に注目したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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